総合格闘技道場アライブ社長の教え「感じるな、考えろ」

青帯になるために

皆さんこんにちは、河村です。

私にとって、柔術の師と呼べる人は沢山いますが、その中の一人に総合格闘技道場ALIVEの鈴木代表がいます。

鈴木代表は道場内外の方々から「社長」の愛称で親しまれていて、格闘技道場の運営だけでなく、パーソナルトレーニングジムや、健康作り事業などもやっていて、凄くエネルギッシュ!!!

今日は、そんな社長から受けた、今でも私の心に残っている3つの教えについて書いていきたいと思います。

ある日、社長が柔術クラスで道場生に技を教えていた時の事です。

社長は道場生にこう言いました。

「感じるな、考えろ

映画「燃えよドラゴン」の中で「Don’t think , feel.」“ 考えるな、感じろ ” というブルース・リーの有名な台詞がありますが、社長はあれは間違っていると言うのです。

ある程度身についた技の精度を上げる練習をする時は、“ 考えるな、感じろ ”で良いのかもしれません。

しかし、今思えば、社長が言いたかった事は、新しく技を習得する時は、“まず、考えろ”と言う事だったのだと思います。

それ以降は、新しく技を教えてもらう時は、なるべく勢いを使わず、力任せにならいない様に、ゆっくりと正確にやるように心掛けました。

そして、今でも先生に言われたことを鵜呑みにせずに、「なぜこうなんだろうか?」と自分の頭で考えることが出来るようなった気がします。

社長の教え 其の弐

「力むな」

私は白帯の頃は特にスパーリングになると、相手にやられたくない一心で、凄く力を入れて、相手の攻撃を防ごうとしていました。(大抵の場合は力んでも防げませんでした…)

するとある時に社長にこう言われました。

「力むな、そんなんじゃいつまでたっても上手くならないぞ。」

私はハッと気が付きました。確かにそのスパーリングだけをみれば、力を入れることで、一時的に相手の攻撃を防ぐことが出来たのかもしれません。

しかし、長い目でみれば、全く上達には繋がっていませんでした。

未だに、相手が強かったり、知らない技を出されると力んでしまいますが(汗)

社長の教え 其の参

「挑戦しろ」


最後は私が白帯の頃に試合に出た時の事です。

私の課題はボトムポジションからの展開だったので、試合前は引き込み方や、ガードワーク、スイープの練習をメインに練習していました。

しかし、いざ試合が始まると自分から引き込むのが怖くて、対戦相手が明らかに柔道家なのに拘わらず、相手が下になるのを待っていて、結局相手にテイクダウンされて、そのまま負けてしまいました。

案の定、社長から皆の前で「なんで練習した事を出さないんだ!」と本気で怒られました。

その時は試合が終わって家に帰っても、しばらく凹んでいましたが、今となっては良い教訓となっています。

今では、ただ単に試合にエントリーして、「挑戦したぞ」という気持ちにならず、そして、試合での勝ち負けだけに拘らず、そこから何が得られたかを考えられる様になったと思います。

学校や会社など、初めての先生の事は印象深いものです。

私にとっての最初の師が社長でしたが、今でも社長が師の一人であることには変わりません。

2020年12月30日 河村 英知

総合格闘技道場ALIVE 

https://aliveacademy.net/

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