柔術を始めたけど、なかなか上達しないぁ…
青帯になりたい!!
柔術を始めたけど、「なかなか上達しない…」「青帯になりたい!」そのように思っている方も多いかもしれません。
そこで今回は「青帯になるための5つの心得」について書いていきたいと思います。
私は31歳の時に格闘技経験なしでブラジリアン柔術を始め、10年間の練習期間を経て黒帯を頂くことができました。
しかし、白帯の頃はいつもボコボコにされ、青帯の先輩をうらやましく思ったものです。
帯昇格は嬉しいものですが、黒帯を頂いた時の次に嬉しかったのが、青帯を頂いた時かもしれません。
今日はそんな私が格闘技経験のない白帯の方々のために「青帯になるための5つの心得」としてまとめてみました。
青帯かぁ!うらやましいなぁ
帯昇格の基準
帯昇格の基準は道場によって異なりますが、下記のようなものがあると思います。
- 経験 練習回数、練習頻度
- 実力 試合での成績、スパーリングでの動き
- 技術 技の習熟度、理解度
これらの要素を踏まえた上で、下記の5つの心得としてまとめてみました。
- 練習を習慣化する
- 得意技を身に付ける
- ガードワークを身に付ける
- 自由な技練習の時間をつくる
- 試合に出る
練習を習慣化する
1つ目は練習を習慣化することです。
ブラジリアン柔術は技が多く、特に最初の内は分からないことばかりだと思います。
その分、質より量で練習すればするほど上達していきます。
しかし、練習しすぎは禁物です。
最初の内は慣れない動きをするため、力を使いすぎて疲労してしまう方が多いからです。
仕事や学校、家庭とのバランスを保って自分なりにベストな練習頻度を探って習慣化していきましょう。
できれば練習に行く曜日を決めてルーティーン化すると良いと思います。
少しづつ練習回数を増やしていきましょう。
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得意技を身に付ける
2つ目は得意技を身に付けることです。
柔術のテクニッククラスでは色んな技を習うと思いますが、まずは自分に合っていそうだと思う技を反復練習して「スイープ、パスガード、サブミッション、ガードポジション」それぞれ1つずつ得意技を身に付けていきましょう。
(例)
得意なスイープ:シザースイープ
得意なパスガード:トリアドール
得意なサブミッション:三角締め
得意なガードポジション:スパイダーガード
得意技が増えてくれば、いつかその技と技が線でつながるはずです。
焦らずに、ひとつひとつ技を習得していきましょう。
ガードワークを身に付ける
3つ目はガードワークを身に付けることです。
ガードワークとはボトムポジションでのディフェンスのことです。
最初の頃は慣れない足の動きで苦手な方が多いと思います。
私の場合も例に漏れず、白帯の頃はボトムポジションがすごく苦手でした。
試合でもテイクダウンするフリをして相手が先に引き込むのを待っていたぐらいです(汗)
しかし、柔術上達のためにはガードワークを強化することは欠かせません。
ガードワークが強ければ、簡単にパスガードさせることなく、スイープや、サブミッションを狙える機会も増えてきます。
ガードワークで大事なことは強引に手で相手を押して防御するのではなく、相手のどの場所に自分の手や足を置けば相手の侵入を防ぐことができるかを熱くならず、冷静かつ論理的に考えて試行錯誤することです。
自由な技練習の時間をつくる
4つ目は自由な技練習の時間をつくることです。
なぜかというとテクニッククラスで先生が教えてくれる技をやるだけでは、初心者の方がその技を1回で理解することが難しいからです。
全ての人が毎日練習できるわけではありません。
仮に1回でできたとしても、丸暗記するだけでは応用が効きません。
大事なことは、先生が言った言葉をそのまま鵜呑みにするのではなく、「なぜそうするのか」を自分の頭で考えることです。
私が所属するALMA FIGHT GYM HOMIESではクラスの中で「自由な技練習の時間」がありますので、そこでクラスで習った技の反復や、自分のテーマとしている技を練習をしています。
終礼後にそのような時間をつくれればいいですし、スパーリングでやられた技をやった人に直接聞いたりするのも効果的だと思います。
試合に出る
5つ目は試合に出ることです。
現在はコロナ禍でなかなか試合に出ることが難しい状況ですが、可能であれば試合に出た方が上達への近道になります。
試合に出るメリットは大きく3つあります。
①集中して練習に取り組むようになる
私自身もいつもそうですが、試合にエントリーした瞬間にスイッチが入り練習に身が入るようになります。
私の場合、普段は観ていないテクニック動画も観るようになったりします。(普段から観た方が良いですが…)
②勝てば実力を証明できる
当然ですが、試合に出て優勝する事ができれば、実力を証明することができ、その分、青帯に近づきます。
③負けても経験を積むことができる
試合に出る一番のメリットはこれだと思います。
得意技が掛かったり、時にはスパーリングでもやらない技が掛かったりすることがあり、いずれの場合も試合でしか得られない経験となります。
しかし、試合の経験でその後の糧になるものは、試合でできた技よりも、やられた技にあると思います。
実際に私が普段使っているデラヒーバエックスからのスイープや、スパイダーガードからの三角締めは、過去に私が試合でやられた技です。
試合に出るということは勇気のいることですが、そこから得られることも大きいので、挑戦する価値は十分にあると思います。
- 練習を習慣化する
- 得意技を身に付ける
- ガードワークを身に付ける
- 自由な技練習の時間をつくる
- 試合に出る
よし!試合にエントリーするぞ!
以上のことが私が考える「青帯になるための5つの心得」となります。
楽しみながら、頑張っていきましょう!
少しでも柔術初心者の方々のお役に立てれば幸いです。
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