皆さん、こんばんは。河村です。
今日も私の妻にブログを書いてもらいました。
もはや、嫁ブログ!(笑)
今回は柔術着の洗濯について書かれています。
ここでは、柔術着の洗濯は私がやっていない事の様に書かれていますが、ほとんど自分でやっております(汗)
喧嘩になるのでこれ以上は言わない様にしておきます……
それではお読み下さい……
「柔術家妻と洗濯」
寒いと洗濯物が乾かない。これは柔術家の妻でなくとも、日々洗濯物と格闘する人にとって、共通の悩みだろうと思う。(我が家は浴室乾燥なので、天気とは無関係に年中洗濯物と戦っているが)
厚手のパーカーやスウェット、フリースなんかも乾かない。フードがついていたりなんかすると、ますます乾かない。
そんな冬物衣料を越えて乾かないものがある。にっくき道着だ。
とにかく乾かない。特に襟元なんて対戦相手が握りやすいようになのか、やたら分厚くなっていて、乾く気がないのではないかと思えるほどだ。
柔術着本体だけでも硬いわ重いわで扱いづらいのに、帯に至っては干す際にのばそうとすると、時折暴れて鞭のように打ってくるときている。思わず舌打ちをしてしまうほどに腹立たしい
話が逸れてしまったが、乾かないとどうなるのか、想像がつくだろうか。そう、アレが発生するのである。生乾き臭だ。
さて、柔術家の皆さん。あなたは生乾き臭のする柔術着で戦いたいと思うだろうか。
試合の際に生乾き臭のする柔術着を身にまとうことで、相手選手の闘志を奪うという戦法もないわけではないだろう。が、多くの柔術家はNOと言うに違いない。
試合ともなれば、おろしたての柔術着に所属ジムのワッペンを貼ったりなんかしちゃって、デート前の女子かよ、みたいな柔術的オシャレをしたがるのが柔術家だと私は思っている。(もしかしたらうちだけかもしれないが、ワッペンの細かい位置調整に一時間はかかる)
世の中にオシャレな柔術着はたくさんある。(柔術着として見ればオシャレなのであって、一般の衣服とは全く違うオシャレ感なのだが)
もしかしたら、今後あそこの柔術着が着てみたい、あの人が着ていた柔術着が欲しいなんて思う人がいるかもしれない。
そんな柔術家のあなたに私から言いたいことは一つだけだ。
そいつは薄手か?
良き夫としての柔術家の着る柔術着はできるかぎり軽量で薄くあるべきなのだ。
冬場はいい。さほど臭うことはないのだから。問題は梅雨以降だ。夏場、鞄の中で温められてきてしまった柔術着は、この世のモノとは思えない異臭を放つのをご存じだろうか。
もはや触るのも躊躇われるヤバさだ。
もちろん新品の柔術着は臭くないのだから、洗濯しても落ち切らない汚れや臭い、繊維に残った柔軟剤や洗剤カス、どこからか発生してしまったバクテリア類のせいなのだろう。
ここで洗濯の仕方が悪いんだと、どこかで聞きかじってきたなんとか洗剤だのお湯で洗うだの酸素系漂白剤を使うだのと知ったかぶって妻に言うのはやめて頂きたい。
おそらく妻はやっている。道着は通常の衣服とは違う為に太刀打ちできないだけなのだ。
よく考えて欲しい。あの襟元にしみ込んだ汗が洗濯なんかで落ちるだろうか。無駄に頑丈に編まれた柔術着の繊維に入り込んだ汚れが、落ち切るだろうか。
魔女のようにグツグツ煮立った巨大な鍋で煮沸消毒すればよいのかもしれないが、私はその鍋を二度と料理に使いたくないので断固拒否する。
ちなみに我が家の洗濯機が壊れた原因が柔術着であることも伝えておこう。
あの無駄に重い柔術着の脱水をする際にかかる遠心力のせいで洗濯機の軸が曲がるらしい。
修理を頼んだ某洗濯機メーカーの人は柔術着のせいだとは断言していなかったが、重すぎる洗濯物と言っていたので、ほぼ犯人は柔術着で間違いないだろう。
柔術着を洗うという行為を妻に任せきりのあなた。妻が柔術着なんて! と舌打ちし始める前に、是非早く乾いてクリーンな薄手の柔術着を購入しよう。
っていうか、どこかの柔術ブランドさん。乾きやすくでかっこよくて丈夫な柔術着作ってよ。
*今日のどうでもいい一言*
年末年始は大寒波が来ているらしい。
日本海側の方はさぞかし大変だろう。
私は雪国に住んでいたらやりたいことがある。
水に濡らした柔術着をぶら下げ、巨大氷柔術家人形を作りたいのだ。
そして夫婦喧嘩の際には、ハンマーで凍ったまま割ってやろうと思っている。
年末年始の夫婦喧嘩には、皆さんどうかお気を付けて。