黒帯とはあきらめなかった白帯である【習慣化の方法】「if-thenプランニング」

青帯になるために

黒帯とはあきらめなかった白帯である


柔術を始めた頃に、どこかでこの言葉を耳にしました。

当時は青帯が「猛者」、紫帯が「達人」、茶帯が「雲の上の人」、黒帯が「神様」の様に思っていたので、全く現実味がなく、ピンとくる言葉ではありませんでした。


当時の私は何をやるにも自信がなく、「自分は紫帯なんて絶対になれないなぁ」と半分あきらめながら、ただ単に、柔術が楽しくて練習していました。


しかし、青帯になり試合で全く勝てず悩んでいた時に、「心の師匠・大原さん」に「月曜と金曜の選手練に来たら勝てるようになるよ!」と言われた事がきっかけで、当時、細川先生(現ALMA FIGHT GYM HOMIES代表)が仕切っていた選手連に参加する様になりました。


そこでは自分が一番弱く、いつもボコボコにされていました。

しかし、大原さんの言葉を信じて、悔しい気持ちになっても諦めず、「月曜と金曜は絶対に選手練に行く」と決めて練習を続けた結果、試合でも徐々に勝てる様になっていきました。


今、思い返せば、私が諦めず、黒帯になるまで続けられたのも、この「月曜と金曜の練習」にあった事は間違いありません。

「月曜と金曜の練習」を習慣化した事で以前に比べて強くなれたのだと思います。


そこで、今日は習慣化のテクニックについてお話したいと思います。

if – thenプランニング


何かというと「if – thenプランニング」というものです。

「if – then」とは「もしこうなったら、こうする」という意味ですが、どんな目標を達成する場合でも役立つ手法です。

(if) もし、月曜日と金曜日になったら
(then)柔術の練習に行く

凄く単純な事ですが、これは下記のような場合にも使えます。

(if) もし、お菓子が食べたくなったら
(then)(お菓子の代わりに)ナッツを食べる
(if) お風呂から出たら
(then)ストレッチをする


習慣化に要する日数は、難易度にもよりますが、平均で2か月程度という事です。

実際に私も最初は「月曜と金曜の練習」に行くには気合が必要でしたが、しばらく頑張って、一度習慣化したら、その後は、不思議と練習が辛くなくなりました。

他にも習慣化のコツには下記のようなものがあるそうです。

・複雑なものより、簡単にできるものから始める
・「if – then」の条件をはっきりさせる。
・記録を取って進捗度合いを確認できるようにする。

よろしければ、皆さんも「if – thenプランニング」を試してみて下さい。


2020年12月17日 河村 英知

当時、選手練を仕切っていた細川先生!

ALMA FIGHT GYM HOMIES代表

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