【世界柔道形選手権2連覇】石田真理子選手インタビュー「ありのままで過ごせる唯一の場所」

インタビュー

皆さんこんばんは。河村です。

今回も練習仲間でもあるALMA FIGHT GYM HOMIES所属の石田さんにインタビューに答えて頂きました。

私の中で石田さんと言えば、柔術の他に柔道、柔道形、ウェイトトレーニングをやられていて、それらに対してバランスよく取り組んでいるおられるとうイメージです。

今回はどういった考えでそのように取り組んでおられるのかなどをお聞きしてみました。

それではお読み下さい。

石田さんはご実家の石田道場で5歳から柔道をされてますが、やめたいと思ったことはありますか?


やめたいと思ったことはありませんでした。

高校生まで部活動ではなく道場で練習していたこともあり、引退とか区切りといった概念はなかったし、多分これからも同じです!

石田さんは「世界柔道形選手権大会」を2連覇されてますが、今後も形の世界選手権は目指されるのでしょうか?


はい。コロナ禍で大会が中止になる前年は自分のカテゴリの派遣がなかったこともあり、2年連続で世界大会を離れています。

不完全燃焼な部分もあるので、また世界一を目指したいと思います。

“全日本柔道形競技大会 柔の形”

石田さんは柔道、柔道形、柔術、トレーニングとされてますが、モチベーションは何でしょうか?


全部好きでやっているので、モチベーションと言われると少し考えてしまいます。

試合が無くても練習できる人と、できない人と分かれると思うのですが、自分は前者だと思います。

それが良いことなのかは分かりません。笑


一つのことに拘ると視野が狭くなって迷宮入りするタイプなので、今のルーティーンは気に入っています。

全部バラバラなことをしているわけではなくて、相乗効果が得られるとも思っています。

柔術に関しては、もともと寝技が好きだったのでとにかく楽しいばかりです。

HOMIESでは知らない技はもちろん、今までなんとなくやっていた動作なども理論的に解説してもらえるので、毎回とても勉強になります。

石田真理子選手プロフィール

氏名石田 真理子
所属ALMA FIGHT GYM HOMIES
格闘技歴柔道歴:22年 
柔術歴:2年
帯色紫帯
練習頻度週1~2回
フィジカルトレーニング週3回
サプリメントプロテイン、BCAA、マルチビタミン&ミネラル、グルタミン
疲れの取り方時間があって減量中でなければ食べたい物を食べて12時間くらい寝ます。あとグルタミン。
格闘技以外の趣味トレーニング

石田さんの1週間のルーティーンをお教え下さい。※コロナ自粛を除いた場合


(月or火):柔術
(水):柔道、トレーニング
(木):オフ
(金):柔道、トレーニング
(土):柔道、トレーニング
(日):オフ

石田さんはウェイトトレーニングをさてれおられますが、昔からされているのでしょうか?


中高生の頃から補強程度でやっていて、しっかり取り組み始めたのは2年前くらいです。

怪我や故障のない機能的な身体を作りたいと思ったところから始まり、今ではトレーニングが趣味になっています。

どのようなトレーニング内容でしょうか?


スクワット、ベンチプレス、デッドリフト、クリーンを中心に、その他マシン種目でメニューを組んで①脚②背中・ファンクショナル③胸・その他の3分割でやっています。

一回のトレーニング時間は1時間半くらいで、種目はデッドリフトが一番好きです。

強くなる為に工夫している事はありますか?


強い人、上手い人の練習をよく見るようにしています。

あとスパーでは自分の動きをコントロールする時と力を全部出し切る時、両方作るように気をつけています。

今まで印象に残っている試合をお教え下さい。


フルフォースカップ05です。
試合の内容はパッとしませんでしたが、ベテランの選手と対戦できていい経験になったのと、名古屋から大阪までHOMIESの大所帯で遠征した思い出が印象的です。

まだまだ試合の経験が浅いのでこれから増やしていきたいです。

“フルフォースカップ05 優勝”

今後の目標をお教え下さい。


何か一つ、自分の得意な技や形をつくりたいです。

今はコロナの影響で少し柔術の練習を離れているので、状況が落ち着いたらまたこつこつ練習して大会に出て、強い選手と試合してみたいです。

石田さんにとって柔道、柔術とは何でしょうか?


ありのままで過ごせる唯一の場所です。
私はあまり自分を出すことが得意ではないのですが、練習や試合では否が応でも全て曝け出させられるので!

インタービューを終えて


格闘技以外の趣味はトレーニングという石田さん(笑)

そのトレーニングも元々は怪我や故障のない機能的な身体を作りたいとおもいからきたのも印象的でした。

石田さんがしっかりとルーティーンを組んでおられるのも「一つのことに拘ると視野が狭くなって迷宮入りするタイプ」とご自身の事をきちんと理解さてれいるからなんですね。

「心・技・体」という言葉がありますが、石田さんはまさにされを体現していると感じました。

また、石田さんは柔術だけでなく、三度目の柔道形世界一も目指されるとの事ですので、これからの石田さんの活躍に目が離せませんね。

石田さん、ご協力ありがとうございました。

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