皆さんあけましておめでとうござます。河村です。
新年1回目は、先日の加藤壮一郎さんに引き続き、練習仲間の後藤貴史さんにインタービューに答えて頂きました。
加藤さんが「水の呼吸」の使い手ならば、後藤さんは「炎の呼吸」の使い手だと勝手に思ってます。(鬼滅ネタですみません……)
そして、練習仲間で一番熱く、一番自分に厳しい漢である後藤さん!
是非お読み下さい!
- 後藤さんと言えば、年齢、体重カテゴリー関係なく、挑戦されていますが、何が後藤さんを突き動かすのでしょうか?
- 後藤さんと言えば、若い頃に総合格闘技のブラジル修行をされておられますが、ブラジルでの体験談をお聞かせ下さい。
- 後藤さんは「闘う予備校講師」として有名ですが、お仕事と柔術で共通することはありますか?
- 後藤さんは柔術家なら誰もが憧れる「プロ柔術MATSURI」に何度か出場されていますが、その時の体験談などお教え下さい。
- 関西の面白い柔術家のエピソードがありましたら、お教え下さい。
- 強くなる為に工夫していることはありますか?
- 尊敬する選手や影響を受けている選手はいますか?
- 今まで印象に残っている試合を教えて下さい。
- 今後対戦してみたい選手はいますか?
- 今後の目標をお教え下さい。
- 柔術とはずばり何ですか?
- 最後にマスター世代の白帯柔術家へ一言お願いします。
- インタービューを終えて
後藤さんと言えば、年齢、体重カテゴリー関係なく、挑戦されていますが、何が後藤さんを突き動かすのでしょうか?
カテゴリー別で出場するときは競技者としての強さを、カテゴリー関係なく出場するときは人としての強さを試すため、です!
後藤さんと言えば、若い頃に総合格闘技のブラジル修行をされておられますが、ブラジルでの体験談をお聞かせ下さい。
ブラジル到着2日後に当時修斗世界王者のペケーニョとスパーリングにボコボコにされ、その2、3日後にルタリブレの大会に出場。ブラジル初のアマ修斗にも出場しました。
当時のリオはMMAが禁止だったので、僕以外のほとんどが戦いの場を求めていたプロ選手だったので凄い大会でしたね。
また、グレイシーマガジンに載せていただいたり、様々なことを体験できました。オブリガード!
氏名 | 後藤 貴史 |
年齢 | 41歳 |
所属 | ALMA FIGHT GYM HOMIES |
格闘技歴 | ボクシング、柔道、MMA、ルタリブレ、柔術(計24年) |
帯色 | 黒帯 |
練習頻度 | 週3~4回 |
サプリメント | プロテイン、BCAA、グルタミン、そしてアサイー! |
疲れの取り方 | ストレッチ、あとは愛犬を撫でることで心を癒してます。 |
※アサイーは疲労回復効果があり、美味しいので続けやすい!!
フルッタフルッタのアサイー!
後藤さんは「闘う予備校講師」として有名ですが、お仕事と柔術で共通することはありますか?
どちらも努力の質と量が直接的に関わることです。
職場も道場も素晴らしい環境なので、負けが多い僕は努力の量が足りないと実感しています。
後藤さんは柔術家なら誰もが憧れる「プロ柔術MATSURI」に何度か出場されていますが、その時の体験談などお教え下さい。
対戦相手の方が「これを持って入場していいですか?」と額に“後藤”と書いたモデルウィッグを用意されていたことです(笑)
関西の面白い柔術家のエピソードがありましたら、お教え下さい。
タオルを懐に入れたまま試合に出場して緊迫感のある攻防の中ポロッと落とした原晃アニキ。レフェリーもびっくり!!
強くなる為に工夫していることはありますか?
一回一回の練習を大事にすることです。スパーリングもただこなすだけにならないようテーマを持って取り組みます。
尊敬する選手や影響を受けている選手はいますか?
ホアン・ジュカオン・カルネイロです。
ジュカオンは僕がブラジルにいた頃、「ADCCの本戦に出場する」「PRIDEに出場する」という目標を立てていました。
そして約2年後ADCCブラジル予選で優勝(決勝の相手はアンドレ・ガウバオン)し、その後はUFCファイターになりました。
今はATTアトランタ支部長として活躍しながら、自らも強くなるための練習をしています。
自分とは比べ物になりませんが、勝手にお手本にしています。
今まで印象に残っている試合を教えて下さい。
紫帯の時に「DEEP X」というグラップリングの大会に出場し、黒帯の選手を含む三人から一本勝ちすることができた試合です。
試合以上に新川先生が電話の向こうで凄く喜んでくれたことを今でも鮮明に覚えています。
今後対戦してみたい選手はいますか?
対戦相手に失礼のないようまず自分が強くならないと!
今後の目標をお教え下さい。
5年後のIBJJFワールドマスターで優勝することと、NOGIワールドのアダルトカテゴリーで一本勝ちすること。
柔術とはずばり何ですか?
最高の格ゲー。
最後にマスター世代の白帯柔術家へ一言お願いします。
黒帯になったときに是非僕と戦ってください!
負けないよう鍛えておきますのでよろしくお願いいたします。
インタービューを終えて
後藤さんにとって柔術とは「最高の格ゲー」との事。
以前に後藤さんが練習後の更衣室で「試合ってゲームセンターのストⅡ(ストリートファイターⅡ)みたいなもの、強い選手と戦って負けても、コインを入れれば、また戦える!」と言っていたのを思い出しました。
こんな熱く、自分に厳しい後藤さんにはHOMIESの練習仲間も凄く良い刺激を受けています。
後藤さん、ご協力ありがとうございました。
過去にMMAPLANET様に掲載された後藤さんの記事はこちら↓