
数ある主要大会(グランドスラム)の中で、今大会のヨーロピアンを選んだ理由と目標を教えてください。
ワールドを最終目標にしています。
ヨーロピアン含め今後の競技結果次第ではありますが、現実的には次のワールドが私にとって最後の世界での舞台になると思います。
コロナ禍後に出場したワールドは5年ぶりの出場でした。
過去に何度も出場していましたが、それでも新鮮でした。
競技会の最先端ではそのシステムや演出なども進化していました。
最後のワールドを参加しただけで終わらせないように、IBJJFのグランドスラム大会を一度挟んでおきたいと考えました。
ヨーロピアンはアダルト黒帯で2度優勝しているので、未獲得のタイトルを狙うのであればパン選手権の方がよいとも思いました。
しかしながらワールドに向けてという目的から時期なども総合的に考えてヨーロピアンを選びました。

日本のトップ選手としてIBJJFグラントスラムの舞台で戦うことの意義をどう感じていますか?
日本の若手選手たちがすでに活躍されていますので、そこは彼らに任せたいと思います。
私はトライフォースの選手として世界の舞台に立つことで、早川先生や応援してくださった方々へ感謝を示したいと思っています。

日本とヨーロッパの環境差(時差、気候、食事)に対し、どのような対策を立てて現地入りするつもりですか?
今回で10回目のヨーロピアン出場になります。
海外環境に対してはこれまでの経験をもとに準備いたします。

アダルト黒帯という過酷なカテゴリーで勝ち抜くために強化したポイントはありますか?
どのカテゴリでもその一番になるということは簡単なことではありません。
だからこそやりがいがあります。常に自分が勝ちにあたいするのかを自問自答し続けてきました。
私がマスター4の年齢でアダルトで戦えるのは、瞬発的な選手活動ではなく、長期的な選手活動を選択したからです。今勝つための何かを強化してきたことはありません。
常に思い描く自分の柔術スタイルに向かって練習をしてきました。今はその集大成で戦っています。

同じ階級にエントリーしている海外の強豪選手(注目選手)で、特に意識している相手はいますか?
今の私は特定の誰かを倒すために、対策を練って戦っていく状況ではありません。
今日ここまで私に実力とその環境を与えてくださった早川先生とトライフォースに対して、やってきたことの全てを試合の場で証明したいだけです。
今回のトーナメントで知っているのは日本の高杉選手だけです。
そのぐらい海外の選手には疎くなりました。

深夜(日本時間)に配信を観て応援している日本のファンに向けて、メッセージをお願いします。
長く芝本を応援してくださっている方々には本当に感謝です。
そういった方々に胸を張れるよう目の前の一試合に集中して全力を尽くしていきます。
Interview by Akira Hosokawa / 細川顕(JIU JITSU VOICE)







